本年は、Teal Blue Japanキャンペーンを全国50箇所以上のエリアで行っていただけること、全国地域の皆様のご活動に敬服し、感謝を申し上げます。
HPV は性交渉の経験のある女性そして男性であれば高い割合で感染するウイルスです。また、子宮頸がんの発症のピークは、以前は 40~50 歳代だったのが 30 歳代後半にまで下がっており、最近は 20~30 歳代の若い女性にも増えてきています。日本の未来を担う若い世代のがんについて、そしてワクチンに対する正しい理解や知識の提供について、今後とも全国で力を合わせて行動してまいりましょう。

吉村 泰典
慶應義塾大学 名誉教授
一般社団法人 吉村やすのり生命の環境研究所 代表理事