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2022.10.27

宮崎 紘平

このままでは、10年で約3万人の日本人女性が死亡する。 日本の将来を担う若者が子宮頸がんワクチンを打つことが唯一の解決策である。
現在、認可されているHPV2価ワクチン、HPV4価ワクチンの予防効果は60~70%であるが、2023 年4月から接種開始となるHPV9価ワクチンの前がん病変に対する予防効果は96.7%である。
2022年4月より厚生労働省はワクチン接種の推奨を再開した。 しかしながら、2013年の積極的接種の呼びかけの中止や報道の影響もあり、副作用への恐怖心が
根強く残っているため、接種者数が増加しないという課題をかかえている。
そのため我々は、子宮頸がんの罹患率、死亡率、HPVワクチンの知識と副作用、その後の対応に ついて正しい情報を提供したい。

宮崎 紘平
近畿大学病院小児科 医学部講師

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